女性に増えてる水虫は抗真菌薬はレーザー治療で完治

水虫といえば「おじさん」がかかる皮膚病と、思っている女性も多いのではないでしょうか?
実は最近、女性の水虫患者が増加しています。

水虫は白癬菌というカビの仲間が、皮膚の角質層に感染する事で起こる皮膚病の1つです。
この白癬菌は湿度の高い場所を、好む性質があります。
おじさん、いわゆるサラリーマンは仕事で長時間、通気性の悪い皮靴を履いている事が多く、足が蒸れやすい事から水虫を発症しやすかったのです。
このような事から水虫は、中年男性に多い皮膚病と思われてきました。
しかし、現在は女性も男性と同じように、長い時間靴を履いて仕事をしています。
また、足が特に蒸れやすいブーツがファッションとして流行している事もあり、女性でも水虫を発症するケースが増えているのです。

白癬菌に感染してしまうと、皮膚がジュクジュクとただれる、剥ける、小さい水疱ができる、激しい痒みが出るといった症状に襲われます。
これら水虫のような症状を感じたら、皮膚科を受診しましょう。
もし、白癬菌に感染していた場合は、抗真菌薬で治療を行います。
抗真菌薬は白癬菌の細胞膜を破壊し、再合成を阻止する事で除菌の効果を発揮する薬です。
皮膚に症状が出ているケースでは、抗真菌成分を配合した外用薬で治療します。
外用薬を毎日塗り続け、個人差はあるものの、約3カ月から半年程度で完治するケースが多いようです。

ただ、水虫は皮膚にだけ起こるものではありません。
白癬菌が爪に感染してしまうと、爪水虫となってしまいます。
爪水虫は硬い爪によって、有効成分が浸透できない為、外用薬での治療は不向きです。
内服薬での治療の他に、最近では爪水虫をレーザーで治療するクリニックが増えてきました。
レーザー治療は爪にレーザーを照射し、熱で白癬菌を蒸発させたり殺菌するのが特徴です。
他に薬を飲んでいて内服薬による水虫治療が受けられないという場合、レーザー治療は有効な手段となっています。